初心者のためのpython入門

自分がつまづいたところやつまづきやすいところを中心に書いていきます。また、役に立つライブラリの紹介などをしていきます。

オブジェクト指向

オブジェクト指向学ぶ理由

ここまで説明してきた内容で、ほぼ全てのプログラムを書くことができます。しかし、ここまでの説明の中に出てきたものだけでコードを書いていくと、プログラムが非常に大きくなってくると開発者の頭が追いつかず、上手く書けなくなってきます。そこで、そのようなことを抑止するために学ぶのがオブジェクト指向プログラミングです。オブジェクト指向プログラミングを学ぶことによって、膨大な量のコードになろうときちんと整理しながら書いていくことができます。

オブジェクト指向を学ぶ上での注意

オブジェクト指向を学ぶ上で注意してほしいことがあります。それは基本文法を学んでいるわけではないということです。今まで、説明してきたことには必ず正解となる書き方がありました。しかし、オブジェクト指向において正解となる書き方はありませんオブジェクト指向の学習で大事なのことは正解に辿り着く過程を学んでいるということです。このことをしっかりと念頭に置いて学習していけばオブジェクト指向もスッキリと理解できます。

オブジェクト指向とは何か

私自身もそうでしたが、初心者のうちはオブジェクト指向の定義を理解しようとすると行き詰まることが多いです。そこで初めは、オブジェクト指向はどのようにコードを書いていくかの考え方のことだとざっくりと理解、定義しておくといいと思います。しっかりと最後まで学んだ後にオブジェクト指向の定義についてもう一度考えると、難しい定義も理解できるようになります。まずは、簡単な理解で進みましょう。

オブジェクト指向のメリット

オブジェクト指向の最大のメリットは人間に把握しやすいプログラムを書くことにあります。これにより、開発の効率を上げていきます。そのほかにもメリットはありますが、それはそのことに触れる時に説明しましょう。

オブジェクトとは

Pythonでは、数値から関数、モジュールに至るまでの全てがオブジェクトです。オブジェクトとは一体何なのでしょうか。オブジェクトとはデータ(変数、属性)とコード(関数、メソッド)の両方を兼ねそろえるデータ構造です。例えば、ゲームなどに登場する勇者のオブジェクトを考えてみます。勇者はHP・MPなどといった属性を持っており、話す・戦う・逃げるなどのメソッド持っていると考えられます。

オブジェクトを作る

Pythonでは、勇者オブジェクトのような自分の好きなオブジェクトを作ることができます。そこで登場するのがクラスです。

最後に

お疲れ様でした。クラスの説明に入る前にオブジェクト指向に説明しました。次回は本当にクラスの定義です。